小豆島手延べそうめんは、江戸時代の慶長三年にお伊勢参り帰りに三輪(奈良県)に立ち寄った島民がその製造技術を学び持ち帰り広めたと言われています。
手延べそうめん造りは、冬の農閑期に家族規模で製造できる為に小豆島の農家に広まりました。
厳選された小麦と、水と、塩と、油だけのシンプルな素材を活かすのは、小豆島の気候風土と四百年続く職人の技です。
二日間にわたり何度も熟成を重ね、縒りをかけ引きのばしコシを強くした手延べそうめんは多加水仕込みの為、モチモチ感も際立って良く、麺肌が滑らかに仕上がっています。
これが小豆島手延べそうめんの艶、コシ、旨みとのど越しの良さの秘密なのです。